6月2日、ついにCX-5の契約に至りました。(祝)
8月末頃の納車と聞いていますが、待ち遠しくてたまりません。
グレードは25S L Packageで、色は白(スノーフレイクホワイトパールマイカ)、駆動方式はFWD(FF)の車です。
そこで、どのような経緯でそのような選択をしたのかというお話をさせていただきたいと思います。
ディーゼルかガソリンか?FFかAWDか?装備の充実度は?何色のボディーにするか?などを予算内で最適にまとめることにおおいに悩みました。それだけ私にとっては魅力的な車だったのです。
ディーゼルかガソリンか
正直、車を選ぶには、予算枠がつきものです。枠がなければ、何も悩まずに高価なものを選べば間違いない場合が多いでしょう。しかし、エンジン選びに関しては、決定的に車の性格を決める要素です。ディーゼルの方が約30万円高いからガソリンエンジンを選ぶという考えは一切持っていませんでした。2000回転で42.8kgf・mという強烈なトルクをたたき出すSKYACTIV-D 2.2の搭載車をラインナップするCX-5を買おうとするなら尚更でしょう。
最終的には、ディーゼル(SKYACTIV-D 2.2)とガソリン(SKYACTIV-G 2.5)の両方に試乗して判断しましたが、事前に次の動画を参考にしました。
動画では、ガソリン推しが感じられますが、自分の使い方に照らして、公平に評価できるように(動画で言っていることは本当か?という確認のために、)試乗した上での判断としたのです。試乗は、トルクフルなディーゼルの楽しさと、ガソリンの清閑性を量りにかけるという作業だったのですが、結論から申しますと、私は清閑性を選びました。特に、一般道での常識的速度域では、全般的にガソリンエンジンの清閑性に分があると感じたのです。ディーゼルは低速時に耳を澄ませば聞こえる程度の『ガラガラ』音があります。かなり抑え込まれているのは明らかですが、ディーゼルであるいじょうやむを得ないのかもしれません。
振動面でも差があり、特にアイドリングストップ後の起動時には、ディーゼルでは軽い振動を感じましたが、ガソリンエンジンの場合にはスムーズでした。
とはいえ、ディーゼルも非常に優れたエンジンであることは十分に感じられました。空いているバイパスで床まで踏み込むと、暴力的とまで思われる加速感、DOHCであることに違わないカムに乗ったような音とディゼール独特の野太い音のコラボレーション。それらは楽しいの一言でした。何より、このパワーで燃費も優れているのですからマジックエンジンと呼ばれる資格すらあるのではないでしょうか。
結局のところ、今回オーダーした車が、自分用か、家族用かが判断を決めたように思います。
自分専用車ならばディーゼルを選んだでしょうね。家族でのドライブや買い物使いを想定すると、少しでも静かな方が良いかな?という判断です。
ちょい乗りが多いので、ディーゼルを選ぶには”すす焼き”の問題もありますし。
駆動方式を優先するか装備をとるか
今回CX-5に目が留まったきっかけは、今流行りのSUVであることだけではありません。4名の家族がくつろいで移動でき、恰好も良いということは勿論ですが、そのうえで、0km/h~追従可能なレーダークルーズコントロール機能付きの車が欲しかったからなのです。
現愛車でのドライブ中に、高速道路で右足が攣ってしまい、急きょドライバーチェンジなんていうことがありました。思い出せば、日課のジム通いを済ませたあとのドライブでしたので、そもそも筋疲労している状態からのスタートではありましたが、ペダルを踏み続けるという作業のたいへんさを思い知らされる経験でした。もし、一人だったらと思うと興ざめものです。
車間を維持するために、運転者自らがブレーキングする必要のあるオートクルーズですと、そのたびに定速走行が解除されますので、もう一つ使いにくいと思いましたが、レーダークルーズであれば、この点も解決してくれるでしょう。0km/h~追従可能であれば、前車に続いて停止し、ボタンを押すだけで追従走行を再開してくれます。高速道路だって渋滞することもありますから安心機能です。
PROACTIVEかL Packageのクレードから選択すると、レーダークルーズ車を手に入れることができます。ですから、グレードはこの二者択一となる訳です。
この2グレードは、レーダークルーズ以外にも斜め後方車両の存在を教えてくれたり、走行中車線からの逸脱防止を支援したり、建物を突き破って店舗に突入してしまうような事故が起きにくい機能や、対向車や先行車の眩惑を防ぎつつ、必要な速度域であれば常時ハイビーム走行を可能とする夜間視界機能など、現在考えられる安全機能満載と思われる仕様です。また、L Packageは、レザーシート、前後席シートヒーター、パワーリアゲートなどの豪華装備が奢られている最上級グレードです。内装の細部に関しても、L Packageではより上質さが演出されています。
エンジンは、SKYACTIV-G 2.5と決めていましたので、SKYACTIV-D 2.2を選んだ場合よりも約30万円の予算をエンジン以外にかけることも可能になりました。
つまり、AWDか豪華装備かの何れか一つを選択可能となったのです。
具体的には、25S PROACTIVE(25S PROACTIVEは、選択の余地なくAWDのみ) か 25S L Package(FWD) からの二者択一となったのです。
実は、ここの判断は現在も揺れています。最初は、SUVなのだからAWDであるべきと考え、25S PROACTIVEで契約したのですが、一晩考えた結果、街乗りSUVに徹するという考えに至り、 翌日には25S L Package(FWD)に変更しました。ただ、『緻密に制御されたAWDは・・・』などというCX-5に関する記事を見たりすると今現在も心揺れているというのが現実です。
私としては、これは解けない命題のようにさえ思えます。
そこで、我が家の財務大臣の意見に従っているのです。彼女の言うには、『AWDが必要な地域に住んでいるのではないし、そのような場所に行くことを避ければ良い』『装備が良い方が良い』などと言われておりまして、なんとか25S L Package(FWD)に落ち着きそうな方向性ではあります。
何色を選ぶか
私は赤(ソウルレッドクリスタルメタリック)が最もきれいでカッコ良いと思っていたのですが、我が家の財務大臣に『赤だけはやめてね』と釘を刺されてしまったのです。
訳を聞くと、『赤は使えない場合があるでしょ?そういうところに(我が家のセカンドカーの)軽で行けば、あの歳で軽しか乗れないと言われるんだよ!そんな声を親が聞いたら親不孝だよ!』とのこと。
世間体で車の色を決めなくてはならないなんて全くナンセンスな奴だと、一時は家庭不和の火種になりそうでした。但し、冷静に考えて、車の色の選定で家庭不和になったらそれこそナンセンスと考えまして、私が折れる格好で、赤以外からの選択となりました。
ボディー色
その中で、重厚感の濃色系、若々しさの淡色系という考えで、若々しさの白を選びました。歳をとると、若さを求めるのかもしれませんね。
う~む。なかなか良いカモ。
自らが選んだのですから、自己満足のレベルでは当然そうなんですけどね。
こう書いていると、なんだかこの白に満足してしまいました。
確かにパールマイカですね!
CX-5購入に当たり、現所有車二台を使って鉄粉取り⇒下地処理⇒コーティングのプロセスを修行をしましたので、コーティングには自信あります。
これは、コーティングも楽しくなりそうです。徹底的にきれいに保つぞ~!
シート色
L Package では、レザーシート色を白か黒から選ぶことができますが、私は白を選びました。
レザーシートは、黒と同額でありながら、白の方が私的には高級感を感じます。白シートの場合には、ニーパッド部分とドアの一部とセンターコンソール上面が白になり、お洒落に感じます。汚れに関しては、黒よりも厳しいと思いますが、塗装同様にきれいに保つ覚悟です。
納車が待ち遠しい
一時は、妥協した部分もあると感じた愛車仕様の選択でしたが、いまやなんだか満足感に満たされています。
それは、熟考した結果だということなのでしょうね。
納車後には、いろいろなところにドライブに行ったことをご紹介しようと思っていますので、よろしくお願い致します。