洗車&コーティング

新車以上にヌルテカ無傷

昨年8月に我が家のCX-5 KFが納車されましたが、納車前に、Youtubeで洗車&コーティングの勉強をしつつ、当時の所有車2台を練習台にしまして、コーティング実技の修行を積みました。こんな私って病気でしょうか?・・・

そして、納車時に修行の成果を生かし、しっかり洗車&コーティングを施し、現在で納車後8か月となっています。その現在の様子(洗車直後)です。まずは、動画をごらんください。

コーティングすると、車は汚れにくくなるようです。雨に降られた後でもあまり汚れません。綺麗なことに慣れているせいか、少し汚れたかな?と思っていても、行きつけのガソリンスタンドで「いつもきれいですね~♪」と言われるレベルは保っています。
言われてみれば、(CX-5の場合には、形状的にそうなりやすいのか、)リアセクションの汚れくらいしか感じたことがありません。

ドアノブ付近に傷が付かない
ドアノブ付近に傷が付かない

それよりも嬉しいのは、塗装の表面が硬化するので、小傷がつきにくくなることです。普通は、ドアノブの周辺などは、すぐに傷つくじゃないですか?ところが、そこにまったく傷がつかないのです。一般に、塗装は爪よりも柔らかいと言われています。そのために、ドアノブ回りは必然的に傷つくのでしょう。そこに傷が付かないということは、コーティングを施工したことにより、塗装表面の硬度が爪の硬度を上回った証拠です。更に、固いだけではなく、塗装のクリア層はより平滑になるために、乱反射の少ないクリアな映り込みが実現するようです。まさに、新車以上の輝きを保つことができています。

この記事では、洗車&コーティングの手順を追う中で、主なアイテムをご紹介します。一部、新車時には不要な内容もありますので、その旨を明記しながら進めたいと思います。

洗車&コーティングアイテム
洗車&コーティングアイテム

1.シャンプー洗車

超濃厚カーシャンプー
超濃厚カーシャンプー

これから新規にコーティングする前提ですと、極力洗浄力の強いシャンプーを使うべきでしょう。新車時の状態がどうなのかは知りませんが、カルナバロウ入りワックスが塗られているかもしれないのですから、そんな状態であっても、塗装面をスッピンにするのが理想です。そこで、私はこの超濃厚カーシャンプー1000mlを使いました。

必要に応じまして60倍~100倍に希釈して使用します。私の場合、100倍希釈で使用しましたが、それでも、洗浄力は十分でした。希釈時の計量は、農薬希釈などに用いるプラスチック製ビーカーを使用し、洗車用バケツの中で希釈液を十分に泡立てて使っています。シャンプーの希釈液は、できるだけ泡立てるのがコツで、ジェットノズルの強い水流で原液を希釈すると泡立ちが良いです。そこそこの水量になったところで、水流を柔らかい散水に切り替えると、きめ細かでクリーミーな泡になり、更に良いそうです。

車全体に水をかけ、なるべくホコリなどを流します。水をかけたら、マイクロファイバークロスにシャンプーの泡を取り、ボディーを洗います。このとき、円を描くようにならないように、直線的に洗います。マイクロファイバークロスを強くおしつけたりしないようにします。ボディーを泡で洗い終わったら、水流で泡を洗い流します。

2.ふき取り

ふき取りは直射日光の当たる面を先におこないます。夏の日差しの元では、ふき取りが遅れると、ウオータースポットの原因になります。90cm×90cmくらいの大判のマイクロファイバークロスを使用すると、スピーディーにふき取れますので、ウオータースポットの発生を防ぎやすくなります。

3.鉄粉除去

鉄粉は、自動車のブレーキディスクや、電車の車輪やレールなどから発生し、空気中に舞っています。そして、車体に付着するだけではなく、塗装面に突き刺さることもあります。突き刺さった鉄粉は、やがて塗装内で錆び、塗装を浮き上がらせてしまうのです。ボンネットが錆びた車をみかけることがありますが、それは、鉄粉によりおこったものです。鉄粉が突き刺さった状態では、塗装に触れるとザラザラしています。その上にコーティングしてしまうと、コーティング面も凸凹になりますので、クリアな輝きが得られないのです。ですから、コーティング前には鉄粉取りをすることが必要なのです。

鉄粉除去剤
鉄粉除去剤

私は、この最強PROスペック高濃度鉄粉除去剤1000mLを使っています。1~3倍に希釈して使用しますが、3倍に希釈しても効果は十分でした。パーマ液のような、独特な匂いがあります。
本液は、鉄粉と反応すると紫色に変化し、鉄粉の存在が目に見えます。

洗い流し法

適当に希釈した鉄粉除去剤を霧吹きでボディーに噴射し数分待つと、鉄粉があれば紫色に反応します。そしてボディー全体をきれいに水流で洗い流して、鉄粉を除去する方法です。
新車であっても、搬送の課程で鉄粉が付いている可能性がありますので、この方法で鉄粉除去されることをお勧めします。

鉄粉取り粘土法

私は、(他車でのコーティング練習時には、)このニュータイプトラップネンド100gを使いました。粘土は、塗装に突き刺さったような洗い流し法で除去できない鉄粉を取り除く効果があります。私の経験では、新車であれば、粘土法は施工不要だと思います。CX-5納車時には、洗い流し法で、ほとんど紫色に反応しませんでしたので、この方法は省略しました。
施工要領としましては、除去剤を霧吹きしながら、粘土でボディーをなでていくと、錆び色の鉄粉が粘土によってからめ捕られます。粘土は適宜、新しい面を出すように折り重ねながら使用します。
粘土で鉄粉を除去すると、基本的に塗装に浅い傷がつきますので、ボディー磨きが必要になってきます。

4.下地処理

下地処理というと、一般的にはポリッシャーを使ったコンパウンド磨きを思い出しますが、私の愛用しているコーティング剤には推奨の専用下地処理剤があり、手磨きで十分に下地を整えることが可能です。

プリクリーナー
プリクリーナー

付属のスポンジで軽く手磨きするだけで、塗装表面をなめらかにし、コーティングの乗りをよくします。かすり傷程度であればかなり見えにくくなりますので、けっこうな研磨力をもっているようです。
仮に、シャンプーで落ち切らなかったワックスが残存していたとしても、このリキュードグラス プリクリーナー(下地処理剤) で処理すれば安心です。リキュードグラスでのコーティングをお考えのかたであれば、プリクリーナーのご使用を強くお勧めします。

5.コーティング

私が20年来愛用しているリキュードグラスです。リッキドグラスと検索してもネットでヒットするようです。メーカー&成分が未公表というものなのですが、長年使用しておりまして、お勧めしたいものです。

リキュードグラス
リキュードグラス

その昔のモデルの赤いコルベットの缶がトレードマークです。ミントの香りのするモスグリーン色の液体で、ワックスのように乾いたらふき取ります。塗り方は、付属のスポンジで、部分的に縦横に薄く延ばします。ふき取りは軽くて楽なのですが、紫外線により、4時間で硬化し、固い被膜を形成します。重ね塗りすると、より強固な被膜になり、重厚な輝きを放ちます。私のCX-5は、10回塗り重ねました。
購入可能なリンクをご紹介したかったのですが、現在、Amazonでも楽天でも、Yahoo!ショッピングでも販売終了となっているようです。アメリカで販売終了となった為とのことですが、以前にも、一旦購入できなくなり、復活したことがあったようなので、半分期待していますけどね。見かけたら是非ゲットしたい逸品です。尚、他車両での練習も含めて、15回ほどコーティングしたことになりますが、まだ半分程度残っていますので、一缶あれば、かなり使えます。

6.未塗装樹脂部

ワコーズ・バリアスコート
ワコーズ・バリアスコート

コーティング時にマスキングをしていれば問題ないのですが、手を抜いているために、リキュードグラスが未塗装樹脂部に付いてしまうことがあります。そうなると、未塗装樹脂が、まるで紫外線で劣化して白ボケしたようになってしまいます。そのときには、リキュードグラスが硬化する前に、ワコーズ バリアスコートを塗布すると、リキュードグラスを除去することができ、未塗装樹脂の黒さが復活します。バリアスコートは保護艶出し効果が高いのですが、洗浄力も強そうです。

7.タイヤワックス

CX-5のようなSUVはタイヤサイズが大きいですから、汚れているととても目立ちます。逆に言うと、綺麗でも目立ちます。あなたはどちらを取りますか?
「汚れていた方が、ワイルドでよい」という方もいらっしゃるでしょう。でも、そうでない方には、タイヤワックスは必須です。新車のうちから、タイヤワックスを切らさなければ、いつもタイヤがぴっかぴかです。また、タイヤへの優しさを考えると乳白色の水性タイヤワックスをお勧めします。油性ワックスを常用すると、タイヤのひび割れなどのダメージが現れるそうです。

投稿後記

GWなので、明日ドライブにでかけます。それで、今日洗車しまして、ついでに写真撮影して、この記事を書いてみました。
この記事を書いていて、リキュードグラスが手に入らなくなったことがわかり、二度と手に入らなかったらどうしよう?と不安になってしまいました。
もし、入手ルートや方法を知っておられるかたいらしたら、ご連絡いただけると、とても嬉しいです。

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